コラム
血友病の保因者の方へ~「分娩方法選択の経験」に関するインタビューへのご協力のお願い
はばたき福祉事業団は保因者女性が、日常生活での健康状態や結婚・出産などのライフイベントにおいて、一人で悩むことのないような支援を考えております。
保因者女性の悩みの一つに、出産があります。産院の選び方や出産時の注意事項、そして生まれてくる赤ちゃんのリスクなどについてどこに誰に相談したらよいかわからず一人で悩む方が多いです。母体の問題と赤ちゃんの問題の両方がありますので、それぞれ丁寧に悩みに対して対応する必要があります。
そのような悩みは妊娠が判明した時点や出産間近となる時に相談される方も少なくありません。しかし早い段階で保因者の方へ情報提供や相談できる機会をつくりたいと思います。
このたび、聖路加国際大学大学院の研究者の方から、血友病の保因者の方を対象とした「分娩方法選択の経験」に関するインタビューの協力依頼がありました。
保因者の分娩方法は、赤ちゃんにとって負担の少ない方法で行う、という指針が示されています。しかし、保因者の方が分娩方法を選択するにあたって、どのような思いを抱き、どのような経験をされているかの研究はされておりません。
そこで今回、保因者の方にインタビューを行い、分娩方法選択の経験を知ることにより、必要な支援への手がかり得たいと考えております。
インタビューの詳しい内容については、下記のPDFをご確認ください。また、もう少し詳しく話を聞きたいという方は、はばたき福祉事業団までご連絡ください。
電話:03-5228-1200 メール:info@habataki.gr.jp
▶保因者の方へのご案内.pdf